A-O-TAKEの隠し部屋

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zoom RSS 妃宮さんの中の人 5-EX-2

<<   作成日時 : 2011/09/03 23:36   >>

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 体育祭のお話。
 自分にはギャグを書く才能はあまり無いんだなあ、と思う今日この頃。

 どうしてもシリアス寄りになっちゃうので、それを修正しているとイマイチ不自然な気がする。

**********


 ついに、この日が来た。
 そう、体育祭である。



「……何を一人で格好つけているのかしらね、この子は」
「い、いいじゃない。そうでもしないと気分が盛り上がらないんだから!」


 呆れた目をしてあたしを見ている香織理さんから視線を逸らしつつ、腕を組んで胸を張る。三年の白組――つまり、いつも体育で一緒になっているC・D組だ――のみんながくすくす笑っているのが聞こえた。
 下級生相手にはまだまだ通用するあたしの鍍金も、見慣れている彼女たちには効かないのだ……それは兎も角。

「良い天気だね〜、晴れて良かったよ」
「そうだね。暑くもなく、寒くもなく。これも薫子さんと千歳さんの日頃の行いのおかげかな?」
「ふふっ、そうですね。エルダー二人が居れば、雨雲だって逃げちゃいます」
「も〜、止めてよ茉清さん。聖さんまで……」


 すっきりとした秋晴れを千歳と一緒に見上げていると、茉清さんと聖さんが声を掛けてくる。
 あたしは別に晴れ女って訳じゃないけれど、こういうイベントのある日は良く晴れることが多い。一年から同じクラスだった茉清さんはそれを知っているわけで、だからそんなことを云ってくるんだろう。
 実は昨日の夜に、千歳がテルテル坊主を吊るしているのを見たんだけど……まあ、それは別に云うようなことじゃないし。

「さ、開会式が始まるし、早いとこ整列しましょ」
「あ、薫子ちゃん逃げた〜」
「うっさい、千歳も早く来なさい。エルダーが選手宣誓するって忘れたの?」
「お、覚えてるよ〜……」


 あたしは、台詞までちゃんと覚えてるかどうかを聞いてるんだけどね!



 選手行進と宣誓、初音からの注意事項の報告やら何やらが終わり、席へと戻る。
 聖應女学院の体育祭は、各学年のA・B組が赤チーム、C・D組が白チーム、と云うようにして、青、黄の全部で四チームがある。
 つまりあたしたちは白チームと云うわけだ。下級生の席とは離れちゃってるので、白チームだけで一箇所に集まっているわけじゃないのはちょっと残念だ。下級生と一緒に授業をすることって殆ど無いからね。

「さて、プログラムはどうなってたっけ?」

 配布された体育祭のプログラムを確認して、自分の出る競技の時間を確認する。
 あたしはスウェーデン・リレーと一番最後のチーム対抗リレーだ。……ああ、仮装競争もあったっけ……。お昼直前と、直後、後は最終だから、細かい時間を覚えなくても大丈夫だね。

「そういえば、薫子さんは走る競技だけでしたっけ?」
「……そうだね〜、みんながあたしのことを考えてくれて、特に頭を必要としない競技になったみたいだね〜」
「……薫子さん、やさぐれてるわね」
「だって、みんなさっさと競技を決めちゃうんだもん。残ったの、コレしかないんだもん」
「はいはい、拗ねないの」


 くそう……そりゃあ、ただ単に走るのだって構わないんだけどさ。あたしだってもうちょっと面白そうな競技に出たかったんだもん。去年のキャタピラレースみたいな……。

「それがあったから、走る競技になったのよ?」

 あたしの呟きが聞こえたのか、茉清さんが腕を組んで溜め息を吐いた。

「薫子さん、キャタピラを一つ壊して、レースの時間が予定より掛かっちゃったでしょう? 同じことになったら面倒だから、物が壊れないような走るだけの競技になったのよ」
「……今語られる衝撃の事実……あたしは別に壊し屋じゃないよ!?」
「薫子ちゃん……」


 項垂れるあたしの肩を、千歳がポンと叩く。……慰めてくれるんだね。

「その有り余るパワーで、一緒に体育祭の星を目指そう!」
「……ま、いいけどね」


 星空でもないのに、空の一角を指差す千歳。キラッ、と誰かの顔が浮かぶわけではない。

『次は、プログラムナンバー一番、二年生によるキャタピラレースです――』

 グラウンドに整列した生徒たちが全て引き上げ、一番最初の競技が始まる。
 三年生の出番はもう少し後だし、暫くはのんびり応援しますかね。



 キャタピラレースの次は一年生による借り物競争だ。あたしたちと同じ白チームになっている陽向ちゃんが、これに出ることになっている。

「暢気に手なんか振っちゃって……あの子は緊張感とかそう云うものは無いのかしらね」
「ま、頼もしいってことで良いんじゃない?」


 あたしたちの方に手を振っている陽向ちゃんは、のんびりとした様子でスタートラインに立つ。
 パン! と号砲が鳴り、一斉に走り出した陽向ちゃんたちが、コーナーに設置されたくじ引きの箱に手を入れた。
 紙を広げた陽向ちゃんは、何故か呆気に取られたような顔をしている。何を引いたのかな? と考えていると、いきなりこっちに向かってダッシュして来た。

「す、すいませんお姉さま! ちょっと御力をお貸し下さい!」
「え、私? ……ちょ、ちょっと、一体何が書かれていたのよ?」


 応援席の中に入った陽向ちゃんは、香織理さんの前まで来ると、その手を取って立ち上がらせる。そのまま競技場へ引っ張り出したところで、陽向ちゃんは指示の書かれたメモを香織理さんに見せた。

「……は? ……本気?」

 あ、凄い。あんなに呆然としている香織理さんは初めて見た。何が書いてあったんだろう?
 陽向ちゃんはそのまま香織理さんを引っ張って、ゴールまで走っていった。香織理さんを連れて行くだけなら、あんな風に呆然としないと思うんだけどなあ。
 あ、ゴールの所で、香織理さんを取り囲んで何かしてる。条件が合っているかどうかの確認でもしてるんだろうか。何だか分からないけど、香織理さんが赤くなってる。……おお、取り合えず一位になったみたいだ。
 暫くしてから戻って来た香織理さんに、一体何が条件だったのかを聞いてみた。

「……トップとアンダーの差が一番大きいと思う人、ですって……」
「はあ? それって……」


 つまり、胸の大きい人ってことだよね? 誰だそんなこと書いたのは! ……香織理さんが赤くなった理由が分かったよ……。

「ふ、ふふふ……後で初音に云って、犯人を引き渡して貰わないとね……陽向もお仕置きだわ……」

 おお……香織理さんが怒っていらっしゃる。あたし知〜らないっと。



『次は、プログラムナンバー五番、三年生によるパン食い競争です――』
「よっし、私の出番だー!」

 アナウンスと同時に、もじもじと体を揺らしていた千歳が勢い良く立った。もう待ちきれないといった感じだ。

「千歳さん、頑張って下さいね!」
「うん!」
「怪我しないようにね〜」
「分かってるよ、それじゃ行って来ます!」


 お〜お〜、元気なことで。……まあ、仕方が無いかな。千歳にとっては初めての体育祭なんだし。
 体の性能的には男である千早がベースになってるんだし、まあ、ある意味ドーピングみたいなものだから、余程の事が無い限りは大丈夫だと思うけど。
 選手たちがスタート地点に集まって、何やら説明を受けている。あ、後ろ手に縛り始めた……あれで走るのか。

「へえ、あれは結構走り難そうだね」
「そうですね。前屈みになりそうです」
「……ジャンプする時も大変そうだね」
「私だと、パンまで届かないかも……」


 みんなでそんな感想を云い合っている間に準備が出来たようで、第一走者がスタートラインに立った。千歳は三番目みたいだ。

「位置に着いて、用意――」

 号砲が鳴って一斉にスタートする。やっぱりみんな走り難そうだ。でも、それが却って良い勝負になるようになってる。これは、千歳でも勝負は分からないか……?
 一番目、二番目と終わって三番目になった瞬間、周囲から黄色い歓声が上がった。あたしたち白チームだけじゃなく、他のチームからもだ。

「お姉さま〜頑張って〜!」
「お姉さま! 一位になって〜!」


 あ〜……君等、せめて自分のチームが一位になるように応援しなさいよ。まあ、千歳と一緒に走る子たちも、何となく遠慮しているように見えるけどさ。

「位置に着いて、用意――」

 パン、という音と共に飛び出したのはやっぱり千歳だ。あっと云う間に他の子たちを引き離した。

「うわ、速いですね、千歳さん」
「そうだね。でも、あの速さだと止まるのに大変じゃないかな?」


 両手が後ろに回ってるから、止まる時の反動を抑え難いんだよね。でも、あれだけみんなを引き離していれば、ゆっくり止まっても大丈夫。

「――って、ええっ!?」
「うそ、そのまま飛んだ……っ!」


 きゃーっ! と云う歓声を引き連れながら、千歳がそのままのスピードでジャンプした!
 確かに千歳なら高さ的にも十分パンまで届くけれど、あのスピードで銜えるなんて無理だよ!
 まるでエア・ウォークのように長い距離を飛んだ千歳は、ぶら下がっているパン目掛けて真っ直ぐに突っ込んで――

 べちゃ。

「「「あ」」」

 千歳は、顔面をパンの袋に正面から突っ込んだ。間違いなく、それを見ていた人間が凍り付いた。
 しーん、とした空気の中、千歳は何事も無かったかのように走り出す。え、あれ? パンは?

「……あ、パンが無くなってます! ちゃんと銜えたんじゃ……」
「えっ!?」


 聖さんがそう云って指を差すので、あたしは走っている千歳に目を凝らす。千歳の口元にはパンが――

「……って、あれ、銜えてないじゃん」
「……そうみたいですね」


 何と千歳は、顎と鎖骨の間にパンの袋を挟むようにして走っていた。そのまま、他の生徒たちを大きく引き離す形でゴールラインへと飛び込んで行く。
 ゴールテープを持っていた女の子が、申し訳無さそうに云った。

「お姉さま、失格です……」
「え〜!? 何で〜!?」


 当たり前だっての。パンを銜えてないんじゃ反則でしょうに。

「何か、パン食い競争じゃない何かを見てしまったような気分です……」

 ポツリと漏らした聖さんの言葉に、みんなは黙って頷いたのだった。



『次は、プログラムナンバー十一番、学年合同によるスウェーデン・リレーです――』

 千歳が手に入れた菓子パンを自棄食いのように口一杯に頬張っている時、漸くあたしの出番が訪れた。

「よし、それじゃあ行くとしますか」
「薫子さん、しっかりね」
「かおりゅこひゃん、がんびゃれ〜」
「うん、任せて。……千歳、あんたはサッサと食べちゃいなさい」


 全く緊張感の無い声援に送り出されて、あたしは集合地点へと向かう。
 スウェーデン・リレーというのは、四人の走者がそれぞれ100m、200m、300m、400mの合計1000mを走る競技で、アンカーの人間は最初の走者の四倍の距離を走ることになる。
 一年生が100m、二年生が200mと300m、三年生は400m走ることになっていて、あたしも勿論アンカーとして走るのだけれど。

「お、お姉さまと一緒のチームだなんて、緊張します……」
「はわわ……私、ちゃんと走れるでしょうか……」
「ああ、ほら、そんなに固くならないで。大丈夫、あたしがちゃんと決めてみせるからさ」


 何と云うか……本当にリレーとして走れるんだろうか……。
 他のチームの子たちは、あたしたちのチームほど緊張はしていないようだ。むむむ……。

「よし、みんな手を貸して」
「えっ?」


 あたしは右手を出すと、呆気に取られている他の子たちの手を左手で握って、一人ずつあたしの手の上に重ねていく。
 あたしが何をしようとしているのか分かったんだろう。みんな、ちょっと顔を赤くしながらも、素直にあたしに従ってくれた。

「よし……一位になるぞ〜……ファイッ!」
「「「ファ、ファイト!」」」


 良し良し。他のチームの子たちが羨ましそうにこっちを見てるのが分かったけど、同じチームの子にこれ位の役得が有っても良いだろう。

「私、頑張ります!」
「わ、私も!」
「お姉さまに、必ずバトンを渡しますから!」
「う、うん。期待してるよ」


 あれ、ちょっと薬が効きすぎたかな……とは思うものの。走る距離の都合上、みんな別の場所からのスタートになるので、その場で解散した。
 さて、あたしも400mのスタート地点に行かないと。……おや? 見知った顔を発見。

「や、初音も出てたんだ」
「あ、薫子ちゃん。……うわ〜、これは大変かも……」


 生徒会の業務で忙しい初音だけど、どうやらコレには出場するらしい。人の顔を見るなり眉を寄せる初音だけど、それはちょっと失礼なんじゃないだろうか。

「赤チームが勝つ為には、ここで勝っておきたいんだよなあ……」

 ちらちらっと上目使いであたしを見てくる初音に苦笑しつつ、準備運動をして体を解していく。
 あたしは初音の足が結構速いのは知っているけれど、それは去年までの話だしなあ。生徒会長になってからは陸上部に出ていないらしいし、そもそもあんまり走ってもいない。

「初音、ここ暫く走ってないんでしょ。大丈夫?」
「うっ……でもでも、私はこれでも中距離ランナーだし……」
「400mは短距離の範囲でしょ……それに、ほれ」
「きゃっ!?」


 あたしは初音に近付くと、その脇腹をちょこっと摘んでみせる。……むむ、予想よりもお肉が……。

「……うん、想像以上だった」
「も、もう! 私そんなに太ってないもん! 薫子ちゃんの意地悪!」


 あ、怒らせちゃった……当たり前か。でも、初音がホントの本気で走るとなると、ちょっと手強いな。……いや、面白いか。

「走者、位置に着いて。用意――」

 おっと、馬鹿なことを云っている間にスタートしちゃった。
 あたしは屈伸しながらリレーの様子を見守る。最初の一人目の時点じゃ差は殆ど無いけれど、バトンを渡して二人目が走り出すと、徐々に間隔がばらけてきた。

「ふふ〜ん、どうやら赤チームが優勢だね〜」
「ふっ……あの程度、問題無いね」


 ニヤニヤと笑っている初音と一緒に、ランナーが過ぎ去った後のグラウンドに出る。初音とは体育の授業で一緒にならないので、一緒に走るのは本当に久しぶりだ。

「初音、この勝負に勝った方が、ケーキを一個奢る。……どう?」
「……生徒会長としては、駄目って云いたいところだけど……良いよ」
「良し。じゃ、本気で」
「うん」


 こつんと拳をぶつけ合い、スタートラインへ並ぶ。直ぐに、第三走者が走って来た。……赤チームが先だ。

「初音会長! お願いします!」
「任せて!」


 走り出した初音が、綺麗にバトンを受け取ってスピードを上げる。流石は元陸上部、上手だなあ。あたしはバトンの受け取り方とか練習してないし……っと、白チームも来たか!

「お……姉……さまっ! 頼みます!」

 下級生の子が、息も絶え絶えになりながら、小走りになっているあたしの掌にバトンを乗せる。……名前を聞いておけば良かったな。

「良し、頼まれたっ! 行くよ!」

 お腹に力を入れて、お尻をきゅっと後ろに引く感覚を意識する。目線や上半身が大きく上下しないように、足腰のクッションを利かせる。
 あたしと初音ではコンパスの長さが違う。ぐっと地面を蹴り付けて、初っ端からラストスパートだ。初音との距離が、少しずつだけど確実に縮まっていく。これなら追い付く!

「はっ……初音っ……待てっ」
「……!?」


 あ、初音の背中がちょっと震えた。プレッシャーを感じてるなっ!?
 こういう時に弱気の虫が出るのが初音の弱点だ。一気に抜いてやる!

「ふぬ〜っ……!」
「く〜っ……!」


 歯を食いしばって走る。初音も、あたしに負けじと懸命になって走る。くっ……もう少し、もう少しっ――





『これにて、午前の部を終了致します。午後の部は――』
「あ、薫子さん、お帰りなさい。惜しかったですね」
「うん……いや、あんまり挑発しなきゃ良かったよ」
「ふっふ〜ん」


 初音と一緒になって席まで戻ってくると、聖さんが労ってくれた。この後お弁当を一緒に食べる初音もあたしと一緒に居るんだけど……まあ、嬉しそうなことで。

「どんまい、薫子ちゃん。……さ、史と優雨ちゃんがお弁当を用意して待ってるから、行こっ」
「そうだね……もう、最後のでエネルギーを使い切っちゃったよ」
「茉清ちゃんたちも一緒にどう?」
「えっ? ああ、いや、私はちょっと……」
「はい、その……」


 どうせなら一緒に食べようってことなのか、千歳が茉清さんと聖さんに声を掛けたけど……むむ、どうやら二人きりがお望みの様子ですな。

「ああ、先約が有るならしょうがないか。さ、千歳、あたしたちも行くよ」
「え? あ、うん」


 あたしの背中にくっついてきた千歳を引っ張りながら、茉清さんたちにウィンクする。拝むように片手で返してきた茉清さんに手を振ってから、あたしたちはみんなが待っている裏庭へと足を向けた。

「あ……お姉さま、こっち……」

 裏庭にある東屋の近くで、優雨ちゃんが立ち上がって手を振っている。今日のお弁当は優雨ちゃんたち一年生組が、史ちゃんに色々と教わりながら作ったものだ。
 初音に食べてもらって感想を聞きたい……そんな気持ちが見えるような優雨ちゃんの姿に、あたしたちは思わず笑みが零れた。
 史ちゃんが大きなレジャーシートを用意してくれたので、みんなでそれに座って、お絞りで手を拭く。
 その間に、優雨ちゃんは一つずつ丁寧にお弁当を並べると、蓋を開けていった。

「おお……」
「へえ……」


 綺麗にカッティングされたサンドイッチや、見た目も鮮やかなサラダが現れる。

「優雨ちゃん、頑張ったね!」
「……ん。……でも、感想は食べてから……」


 あはは、そりゃそうだ。見た目だけ褒められてもしょうがないもんね。
 初音が早口でお祈りの言葉を云い、優雨ちゃんの作ったサンドイッチに手を伸ばしたのを確認してから、あたしたちもそれぞれ手を伸ばす。

「……どう……かな?」
「……うん、美味しいよっ」


 優雨ちゃんは初音の言葉を聞いて、嬉しそうに顔を赤らめた。

「うんうん、初々しいわねえ。……ところで、陽向の作ったのはどれかしら?」
「あ、これです、お姉さま」


 初音と優雨ちゃんの様子を見ていた香織理さんが、陽向ちゃんの差し出したサンドイッチを手にして、一口食べた。

「……どう……ですか?」

 きゅっと胸の前で手を組んで、上目使いに香織理さんを見る陽向ちゃん。……優雨ちゃんの真似か。

「……うん、まあまあね」
「ちょ、お姉さま、そこは嘘でも『美味しいよっ』と云って下さいよ!」
「嫌よ。貴女は甘やかすと直ぐ調子に乗るんだもの」
「ううっ……お姉さまの冷たさが身に凍みますっ」


 ……何やってんだか。あたしはふと、もう一つの姉妹に目を向ける。千歳はサンドイッチを口に頬張りながら、史ちゃんに親指を向けていた。

「流石は史、良い仕事してるね!」
「恐れ入ります」


 ま、こっちは通常運転か。……さて、それじゃあたしは、三人の作ったサンドイッチを食べ比べるとしますかね。

「ふふっ……今日は優雨ちゃんの作ったお弁当も食べれたし、薫子ちゃんに勝ってケーキも奢ってもらえるし、良い日だなあ」
「……そして初音は、今日消費した以上のカロリーを摂取して、一段とお肉が付くのだった……」
「な、何てこと云うかな、薫子ちゃんは!」




「ふう……いよいよ、この時が来たか……」
「薫子ちゃん、諦めが悪いなぁ」
「あたしは千歳みたいに、楽しければそれで良いという訳にはいかんのだよ」


 仮装競争の出場者は、保健室で衣装に着替えてから空き教室へと移り、周囲を白布で覆われた道を通ってスタートラインへと向かうことになっている。衣装が分かってしまったら面白さが半減するからだ。
 そんな訳で、あたしたちエルダー以外の参加者――得点関係無しの競技なので、有志での参加――は一体誰なのか、あたしたちにも分からなかったりする。
 保健室の扉を開けて中を覗くと、タイミング良くベッド周りを覆うカーテンが開かれて、中から茉清さんが現れた。

「おや、薫子さん。これから着替えなの? 随分とのんびりね」
「そ、そうかな……それより、茉清さんも出るなんて知らなかったよ」
「云ってなかったかな? 聖さんにリクエストされてね……」


 ちょっと顔を赤らめる茉清さん。その衣装は、ピシッとしたスリムなタキシードに、モノクルとシルクハットと云う姿だった。

「アルセーヌ・ルパン、だそうだよ」
「……良いなあ。そういうのなら、あたしも着るのが楽なのに」


 男装は着替えるのも楽だし、走りやすいし……あたしの衣装は初音が選んだものらしいから、きっと『女の子』した衣装なんだろう。

「茉清さん、私も準備できました……はわっ、薫子さん!?」
「あ、聖さん……」


 茉清さんの後ろから、聖さんも衣装に着替えて出てきたんだけれど……う〜ん、何だろう、これは……緑色の服にとんがり帽子。

「わ〜、可愛いねえ、聖ちゃん。七人の小人さんかな?」
「……ピーターパン、です……」


 千歳の残酷な一言に項垂れながら、ぼそりと呟く聖さん。
 ……そうか。うん……。

「よ、良く似合ってるよ。可愛いし」
「ほら、聖さん。そんなにがっかりしないで。私も良く似合っていると思うからさ」
「ううっ……夢を見るための代償と思えば……これくらい……」


 あ〜……きっと、茉清さんにおねだりする代わりに、聖さんも一緒に出るように云われたんだろう。まあ、交換条件としては良い方じゃないかな? 羞恥心を捨てられれば。
 聖さんは茉清さんに背中を押されて、一緒に隣の空き教室へと移動していった。入れ替わりに、初音があたしたちの衣装を持って保健室に入ってくる。

「お待たせしました、薫子ちゃん、千歳ちゃん」
「どれどれ、早速見せてもらおうか。今更嫌とは云わないけれど、覚悟を決める時間が必要だしね」
「大丈夫だよ、薫子ちゃんに似合うから」


 そんなことを云いながら、初音は折り畳まれていた服を広げて見せた。
 おお、さっきの茉清さん程とはいかずとも、良くあるような中世の王子様ルックじゃないか。これならあたしにも似合いそう――

「はい、これは千歳ちゃんの衣装ね」
「ええっ!?」
「わ〜い! 結構格好良さそうだね! 早速着替えようっと」
「あ、ちょ……」


 あたしが手を伸ばすより早く、千歳は史ちゃんと一緒にカーテンの内側へと消えていった。

「……初音。アレが私のじゃないってことは、コレがあたしのってことだよね……?」

 机の上に残されたもう一つの衣装。それは白いフリルが沢山付いている、いかにもな感じのお姫様のような服だ。あたしが震える指でそれを指すと、初音はにっこり笑った。

「さ、私が着付けを手伝うから、早く着替えちゃいましょう。一人で着るのは大変だしね」
「絶望した! 云い訳もせず強引に着替えさせる初音に絶望した!」
「はいはい、良いからお着替えしちゃいましょうね〜」
「うわぁぁぁん!」




 コンセプトは、白雪姫と王子様、らしい。千歳が王子様で、あたしが白雪姫だ。……絶対、間違ってると思う。

「鏡よ鏡、世界で一番この服が似合わないのは誰?」
「薫子さん、それは白雪姫の台詞じゃ有りませんよ」
「……ふふふ、聖さん、さっきまで落ち込んでたのに、もう元気になったんだ」
「薫子さん……人生って、ままならないものなんですよ……」
「……人の目の前で黄昏られても困るんだけどね」


 選手の控え室に移動したあたしは、聖さんとお互いを慰め合っていた。
 あたしたちの横では、茉清さんが肩を竦めている。くそう、さっき初音に聞いたんだぞ、衣装を選考したのは茉清さんたちだって!

「茉清さんは良いよ、格好良いんだから」
「薫子さんだって、良く似合っているよ?」
「でもこれ、絶対走れないでしょ」
「ああ……うん、まあそれはね……」


 あたしが着ているドレスのスカートは、完全に床まで届いている。両手でスカートの中ほどをたくし上げたとしても、引きずらないようにするのが精一杯だ。こんなので走ったら衣装がボロボロになると思うんだけど……良いのだろうか。

「フラメンコみたいに高く持ち上げれば、何とかなるかなぁ……」

 そうすると、今度はスカートの中が見えてしまいそうな気もするけれど。
 あたしがそんなことを考えていると、控え室の扉が開いて新たなチャレンジャーが現れた。あたしの衣装にも通じるところのある、ちょっと子供っぽい感じのお姫様ドレス。

「ん、あれ……淡雪さん?」
「あ、どうも、薫子お姉さま」


 あたしの声に気が付いて、ペコッと頭を下げる淡雪さん。いつもはサイドに上げてある金髪が、ドレスに合わせて下ろしてあった。

「へえ、良く似合ってるじゃない。……羨ましいわ〜」
「そ、そんな。薫子お姉さまだって似合ってますよ」
「あたしは胸元が寂しいからね……」


 この手のドレスは胸元が大きく開いているから、谷間が無いとちょっと寂しいんだよね。……淡雪さん、この間寮に泊まった時にも見たんだけど、結構大きいし……。

「おお〜、本当だ〜、ちょっと色っぽいぞ〜」
「ひゃっ!? ち、千歳お姉さま!?」
「こら、千歳っ」


 淡雪さんの背後に回った千歳が、肩越しにドレスの胸元を覗き込んでいる。いきなりそんなことしたら驚くでしょうに。

『生徒の皆さん、これより午後の部が始まります。プログラムナンバー十二番――』
「お、そろそろ始まるか。移動しておこうか?」
「そうだね。歩くのも大変そうな人が居るし」
「も〜、茉清さんは〜」


 後で仕返ししてやると思いながら、教室の後方にある非常口を通ってグラウンドへと出る。白布でぴっちりと覆われた道は、十分な幅が取ってあって歩き易かった。
 アナウンスが始まって、一番走者がスタートラインに立つ。ナース服、チャイナドレス、魔法使いに袴姿。走らなくても十分楽しい。
 号砲と共に一斉に飛び出し、歓声や笑い声が響いてきた。

「あ、あの、千歳お姉さま、宜しければ、私と一緒に走って頂けませんか?」

 あたしたちの番まであと少し、というところで、淡雪さんの声が聞こえた。顔を赤くして千歳におねだりする姿は、ドレス姿と相俟ってとっても可愛い。

「うん、良いよ。一緒に走ろっ」
「……! はいっ!」


 お〜……勇気を振り絞ってお願いした甲斐が有りましたな。千歳はその辺り無頓着だけど、淡雪さんにしてみれば嬉しいだろう。

「……では、入れ替わりに、私が薫子お姉さまと走りますね」
「えっ?」


 クイッと、あたしの袖が誰かに引かれる。仮面舞踏会のように大きなマスクを顔に付けた、大正時代の書生さんの服装。さらしで胸元を締めているけれど、それでも大きさが分かるぐらいの女の子。

「……って、ええっ!? もしかして雅楽乃さん!?」
「はい」


 茉清さんがスタートしていって大きな歓声が上がる中、あたしはそれに負けないぐらいの声で叫んでしまった。
 うわ、うわ〜……にっこりとマスクの下から笑われてしまった。こりゃまた随分と化けたもので……。長い髪を無理矢理学帽の中に押し込んでいるので、頭が大きく見えているのがちょっと笑える。

「雅楽乃さん程のお嬢様が、こんな格好をするなんてねぇ……」
「ふふっ……羽目を外したくなるときもあるのですよ」


 舌を出して小さく笑う雅楽乃さん。前々から一筋縄ではいかない子だとは思ってたけど、まさか、こんなにお茶目さんだったとは。

「次の走者、準備をお願いしま〜す」
「あ、私たちの番だ。行こ、雪ちゃん」
「あ、はい」
「さ、お姉さま、私たちも」
「うん。……あ〜、雅楽乃さん、逃げないから、腕を離してくれないかな」


 さり気なく腕を組んでくる雅楽乃さん。あたしとは10センチ以上身長差があるので、大女のお姫様と小さな書生さんという、妙な組み合わせになってしまう。あたしの背の高さが目立つよぅ……。

「それでは、位置に着いて。用意――」

 号砲と共に白布の外に飛び出す。一斉に上がる黄色い歓声の中、淡雪さんと千歳は、仲良く駆けていった。

「きゃ〜っ、千歳お姉さま、格好良い〜!」
「薫子お姉さま〜!」


 うわ〜……耳が痛くなるな〜。自分で声を出してる時は、そんなこと感じないんだろうけどさ。

「お姉さま、大人気ですね」
「あはは……雅楽乃さん、先に行っても良いんだよ?」
「いいえ。雪ちゃんの邪魔をするのも悪いですし。……薫子お姉さまが転んだりでもしたら、誰かが助けないといけませんからね」


 はは……確かに、このドレスでひっくり返ったら、一人じゃ立てないよね。
 しょうがない、のんびり行くとしますか。



「もう、ゴールしても良いよね?」
「はい、お疲れ様でした」


 順位は関係無いとは云え、やっぱりビリは悔しいわけで。雅楽乃さんに背中を押されて、三位でゴールさせてもらった。
 はあ……長くて重たいスカートをずっと持ってたものだから、腕が疲れちゃったよ。
 雅楽乃さんは最後までマスクを外さないものだから、ゴールに居た係員の子が、あたしたちの会話を聞いて驚いている。

「あ、どうやら最後の走者のようですね」
「ん、どれどれ……」


 雅楽乃さんの声に、トラックの方へと振り返る。セーラー服やフェンシングのスーツ(この暑いのにご苦労なことだ)を着て走る子たちの中に、一際目立つ異形の姿。
 丸々とした茶色の巨体。丸い耳がぴょこんと飛び出て、白いお腹が突き出ている。

「なんだろ、あれ。……タヌキ?」
「狸じゃないもん! リスだもん! 薫子ちゃんの馬鹿〜!」
「え、ええっ!? 初音!?」


 タヌキ……もとい、リスの着ぐるみを着てべそを掻きながら走っているのは、我等が生徒会長・初音だった。
 着ぐるみのお尻から出ている太い尻尾が、走るのに合わせてフリフリと揺れる。悪いとは思うけど、どう見てもタヌキだ。初音め、自分でオチを付けるとは、やるな……!







 閉会式が終わり、生徒たちが三々五々と散っていく中、あたしと初音は朝礼台の前に立ってそれを見送っていた。
 午前中は良い勝負だった各チームも、終わってみればあたしたち白チームの圧勝。最後の対抗リレーを走るまでも無く一位が決まってしまった。

「これで私、三年間勝ち無しでした……」
「あはは、まあ、そういうことも有るよ」
「私、チーム分けとかクラス分けに、運が無いですよね……」


 やれやれ。あたしは初音の後ろに回り、下がった肩を揉みながら背筋を伸ばさせる。

「ほらほら、終わったことでぶつぶつ云わない」
「……そうですね。終わっちゃいましたね」
「……そうだね」


 これでまた一つ、卒業までの時間が進んだことになる。終わったと口で云いつつも、この場所から離れがたいのは、きっと……あたしも初音も、寂しいからなんだろう。
 去年、同じようにこの場所に立っていた、お姉さまと由佳里さんを思い出す。

「これが、お姉さまの見ていた景色なのかな……?」

 あたしと同じことを考えていたのか、初音がポツリと呟いた。その声が泣き声のように聞こえて……あたしは少し腰を落とすと、初音を見上げながら笑う。

「……さてね。お姉さまの視線なら、これくらいかな」
「もう、薫子ちゃんたら。奏お姉さまに電話で云っちゃおうかな?」
「え、ちょ、待ってよ。そりゃないでしょ」
「ふふっ……でも、偶には声を聞きたくなりませんか?」
「……そうだね」


 二人で苦笑する。声を聞いて、甘えて、安心したいって云うのは、二人とも同じなんだろうね。

「あら、初音に……七々原さん。何してるの?」

 あたしたちの後ろを通りがかった沙世子さんが、抱えていた段ボール箱越しにあたしたちを見た。

「あ、沙世ちゃん。ちょっと思い出に浸ってたの」
「はあ? ……折角、今日の後片付けは無しにしたんだから、早く帰って体を休めなさいよ」
「後片付けは無しって云っても、沙世子さん、片付けてるじゃない」


 あ、しまった。思わず口に出しちゃった。案の定、沙世子さんの眉がきゅっと寄った。

「他の人たちがのんびりしてる時に働くのが裏方の仕事なのっ。全部を放り投げておくわけにもいかないでしょ」
「さ、沙世ちゃん、手伝おうか?」
「……良いわよ別に、これで終わりだし。手伝うなら、明日にして頂戴」


 あ〜あ、初音撃沈。ああいう時の沙世子さんには、同情するような云い方は駄目だよね。
 落ち込んだ初音を見た沙世子さんは、ちょっとだけ『しまった』という顔をしたけど、そのま段ボール箱を抱え直して歩き出した。
 ふむ……ちょっと手助けするか。あたしは初音の耳元に口を寄せる。

「初音……打ち上げ、沙世子さんも誘おうよ」
「えっ?」
「日頃の頑張りを労うってことでさ。ケーキの数、余裕があるでしょ?」
「でも、来てくれるかな。沙世ちゃん、大勢で騒ぐのって好きじゃないし……」
「……初音もさ、偶には由佳里さんみたいに強引に行っても良いんじゃない?」


 ねっ、とウィンクしてあげると、初音はちょっと考えた後、沙世子さん目掛けて走っていった。
 ……あ、馬鹿、荷物持ってるときに腕を取っちゃ駄目でしょうに。……あ〜、怒られてるよ……。

「あ、薫子ちゃん、こんなところに居たっ。探したんだからね」

 漫才のような二人を眺めていると、後ろから千歳に声を掛けられた。遠くでは、陽向ちゃんたちがこっちに手を振っているのが見える。

「もう打ち上げ始めちゃうよ、早く行こう」
「ん、分かった。……初音たちも連れていかないとね」


 揉み合っている二人を指差すと、千歳は小さく頷いて、そちらへと走っていく。
 さて……それじゃあたしも行きますか。千歳じゃ収拾付けられないだろうからね。



**********

 本当に合った怖い体育祭。
 借り物競争→胸の大きい人。
 これ、小学校の運動会で実際に有りました。もう30年近く前のことですが。もっとも、それは直接的な言葉ではなくて、「お母さんみたいな子」を借りてくるように書かれていたメモを見て、「母性=胸が大きい」と生徒が考えた、て話なんですが。

 パン食い競争→袋に直撃。
 実は、袋ではなくて洗濯バサミに食いついた人が居ました。紐が関単に取れるようになっていたから良いものの、そうでなかったら歯が大変なことになっていたはず……怖い怖い。

 

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コメント(5件)

内 容 ニックネーム/日時
お久しぶりです。
第五章後日談二幕読ませていただきました。
今話では原作の淡雪との勝負はなく、全体的にギャグ主体で進行していましたね。
私的な想像としては千早は出るのかな?と期待しておりましたが、千歳の活躍(?)が楽しかったので良かったです。
次話では原作とPSP版によって展開が換わる章ですが、どういった形で千歳が絡んでいくのか、楽しみにさせていただきます。
では、失礼します。

PS.私は作者様のシリアスな場面もギャグな場面も楽しんで読ませて頂いているので、自身を持ってください。

2011/09/05 19:17
唯さん、こんばんは。
感想、ありがとうございいます。これからも頑張ります。

さて、次話はPC版でもPSP版でもない展開となります。
極度のネタバレになるので未だ目次の方にも書いていませんけど……。
実は、そちらを書くか、あるいは話の中にネタとして出ている「初音が薫子と香織理に啖呵を切った話」にするか迷ってます。
まあどちらにしても両方書くつもりなので、どっちが早いかの差でしかないんですが。

では、また次話にて。
A-O-TAKE
2011/09/06 20:00
報告です


・腕を組んで溜息を吐いた→腕を組んで溜め息を吐いた
・設置されたくじ武器の箱→設置されたくじ引きの箱
・香織理さんは始めてみた→香織理さんは初めて見た
・始めての体育祭→初めての体育祭
・うわ、早いですね→うわ、速いですね
・あの早さだと止まるのに→あの速さだと止まるのに
・それは去年までの話し→それは去年までの話
・徐々に感覚がばらけてきた→徐々に間隔がばらけてきた


初対面の薫子と香織理のシーン、ちょっと想像出来そうな感じもありますが、話の中身が気になりますね
Leon
2011/11/12 15:24
追加報告と「きょうそう」についてです


・白チームだけで一箇所に集まっているわけでじゃない→白チームだけで一箇所に集まっているわけじゃない
・仮装競争もあったっけ……
・一年生による借り物競争だ
・三年生によるパン食い競争
・位置に付いて→位置に着いて(4箇所)
・聖さんがそう云って指を指す→聖さんがそう云って指を差す
・何か、パン食い競争じゃない
・仮装競争の出場者は


体育祭…懐かしいですね
やはりリレーは花形でしたしね
一躍クラスのヒーローになれるわけですし…
違う学年とも同じチーム、というのは聖應らしさでしょうか
下級生が上級生を慕い、上級生が下級生を指導する、ある意味対等に近い関係だからこそ成り立つものですよね
Leon
2011/11/27 14:03
>リレー
運動会や体育祭の締めと言えばリレーでした。今はどうなのか分かりませんけれど。
聖應は体育の授業でも違う学年と一緒に行っている(プールの時とか)ようなので、一緒の競技に出ても良いかなって思いました。
A-O-TAKE
2012/01/31 22:21
妃宮さんの中の人 5-EX-2 A-O-TAKEの隠し部屋/BIGLOBEウェブリブログ
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